http://ja.wikipedia.org/wiki/イグノーベル賞
イグノーベル賞 (イグノーベルしょう、英: Ig Nobel Prize) とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。
受賞理由をみるとほとんどが「人々を笑わせ」てくれるものだけど、中にはとても興味深いものがあったので、列挙しておく。
- イグノーベル賞受賞者の一覧 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/イグノーベル賞受賞者の一覧
1995年
・世界で最も高価なコーヒー「ルアク・コーヒー」に対して。
・『片側だけに強制された鼻孔呼吸が認識力におよぼす効果』と題された彼らの研究に対して。
1996年
・マーフィーの法則についての研究、特にトーストはたいていバターを塗った面を下にして落ちることの実証に対して。
・彼らが理解できなかった、著者の言っていることに全く意味が無く、さらに「現実なんて実在しないのだ」と主張する研究を、熱心に出版したことに対して。
1997年
・聖書が秘密の隠された暗号を含んでいることを、統計的に発見したことに対して。
・数百万人の労働時間を、仮想的なペットの飼育に転換したことに対して。(「たまごっち」のこと。)
1999年(この年は紅茶ネタが多い。) ・しずくの落ちないティーポットの注ぎ口を作る方法の計算に対して。 ・紅茶の正しい淹れ方について、6ページにわたる仕様書(BS-6008)を作成したことに対して。 ・出産する女性を助ける装置を発明したことに対して。(発明した装置は、女性を丸いテーブルに固定し、その後テーブルを高速で回転させ遠心力によって出産を促すもの(米国特許#3216423)。)
2000年↓このツイートの裏がとれた。
・生化学的には、熱烈な恋愛と強迫神経症の疾患とは区別できないようだ、という発見に対して。
女の子に「恋って何?」って聞いたら、「恋っていうのは、まずその人のことを見るとドキドキして、逃げたいような逃げたくないような気持ちになって、声を聴いただけで緊張しちゃうの」って言われたんだけど、 さっき警察に職質されたときまさにそんな感じだったからあれたぶん恋。
2001年 ・2001年に車輪の特許を取得したことに対して[16]。
2002年(バウリンガルすごい) ・コンピュータによって自動的にイヌ語(犬の言葉)をヒト語(人間の言葉)に翻訳する機械「バウリンガル」を発明し、種の間の平和と調和を促進したことに対して。
2003年
・彼らの論文、『政治家の特異的に単純な性格』に対して。(彼らは、有権者が政治家を評価する際に、どの心理的因子を基準としているか調査。
その結果、「行動的であるか」「正直で信頼できるか」の二つの因子のみで判断していることが判り、スポーツ選手への評価と比べて単純な判断をしていると結論づけた。)
2004年
・床に落ちた食べ物を食べても安全かどうかについての「5秒ルール」の科学的妥当性の研究に対して。
・ヘアスタイル「バーコード頭」の特許(米国特許#4022227)を取得したことに対して。
2006年
・十代の若者には聞こえるが大人には聞こえない不快な高周波ノイズを発する電子式ティーンエイジャー撃退機を発明したことに対して。
また同じ技術を、10代の学生には聞こえるが大人の教師には聞こえない携帯電話呼び出し音に応用したことに対して。
2007年
・定冠詞 "the" についての研究に対して。および、物をアルファベット順に並べ替えようとする際に "the" が起こす混乱など様々な問題についての研究に対して。[42]
・被験者には内緒で自動的にスープを注ぎ足す底なしの皿を使い、人間の食欲の限界を調査したことに対し。
2008年
・単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見したことに対して。
・高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効力が高いことを示したことに対して。
2010年
・ジェットコースターに乗ることでぜんそくの症状が治療されることを発見したことに対して
・昇進させる人物をランダムに選んだ方が、組織はより効率的になることを数学的に証明したことに対して[82][83]。
2011年
・火災など緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気中のわさびの濃度発見と、これを利用したわさび警報装置の開発[87]に対して。
・ より高い目標を達成する人間になるためには、常に重要な仕事から手をつけることを、それより重要な仕事をするのを避ける手段とすべきだと主張したことに対して[89][90]。
こういった研究なら、なんだか自分にもできるんじゃないかと思えてくる。
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