- ☆☆☆☆☆
- 手に取った理由
娘が産まれたので。
- 感想
娘である必要はない。投資家の卵は例外なくためになる。
自分でシッカリと情報収集しろ、というのが基本的な話。
「思っている」のではなく「知っている」と言えるレベルになるまで調べろとのこと。
で、その中の情報で面白かったのは、貯蓄率についての話。
アメリカは数%。日本は20%程度。中国は30%越えとのことらしい。
なかなか普通の家庭の父親らしいことをしていないのでなかなか参考にしづらいが、程よいエピソードがひとつ。
地球儀を買ってあげていた。
これはとても参考になる。自分も小学生ごろに買ってもらったけど、部屋のインテリアとしてしか使われてなかった。
なぜか。だって家族で国外のことについて話をする時間がなかったから。
こういった時間を持っていたら、もっと違った人生、視点を持ててたのかもしれない。
著者の思想として、世界市民(コスモポリタン)を目指して欲しいというくだりがあった。
意図するところはとても共感できる。
これからの女性に対する視点は自分と似ていてとてもよかった。
ただ、出生率や自分のまわりの最近の状況からすると、実際に社会がこういう方向に進んでいくのは雲行きが怪しいきがする。
そんなに女性が少数精鋭になるとは思えない。
あと、最後の一言がとても深かった。
食事をすませてから、スーパーマーケットに行くように。以後、見習おう。
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