時間泥棒を探せ! [単行本(ソフトカバー)]
- ☆☆☆☆
- 手に取った理由
「モモ(Amazon)」を想起したから。
あとはタイトルに惹かれて。
- 感想
自分の性に合ってます。
これはかなり好きですね。
時間管理の面で言えば、あまり改善はされませんけどね。
根底にある考えとしては、「モモ(Amazon)」なのかなぁと思います。
本文の中でも登場してますし。
時間をムダにしてるかどうかを判断するのは他人ではなく自分。
時間に価値があるかどうかを判断するのは他人ではなく自分。
要するに、ムダを省いて作業量を増やすのもいいけど、そのムダな時間が自分の時間で、作業の時間が会社の時間になっていたら、一向に自分の時間は増えませんよね。
一番イメージしやすかったのは、『どこでもドア』についての話。
時間のムダを減らすために、通勤時間が0分になったとしたらどうなりますか?
通勤という時間泥棒から約1時間を取り戻したことになるのでしょうか?
自分なんかは、通勤時間が大好きです。
なんせ、今住んでるとこよりも、実家の方が会社に近いぐらいですから。
なんでかって?
そりゃ電車の中ぐらいしか本を読む時間が無いからです。
そうなると、『どこでもドア』なんて便利なものが出来てしまうと大いに困ります。
自分が毎日楽しみにしている読書の時間が取り上げられてしまうんですから。
確かに、本文の中では、かなり強引に時間を自分の物にしてしまおうとしてるフシはありましたが、全体的には賛成。
残業したくないなら定時に帰ればいいじゃん。
逆に納得がいかないなら大いに残業すればいいじゃん。
するもしないも自分の選択。
時間の使い方は自分が決めること。
最近の時間管理方法への問題提起という意味ではかなり好きな一冊。
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