仕事は楽しいかね? [単行本]
- ☆☆☆☆
- 手に取った理由
とあるブログのオススメ欄に載っていたから。
あとはタイトルに惹かれて。
- 感想
なかなか悪くないですね。
しかも、最近の流行とは全く逆のアプローチでそこがまた自分の性と近くて楽しく読めました。
内容は、『「仕事は楽しいかね?」』という言葉から話は始まってますが、その後はあまり触れてません。。
『「仕事があるだけいいじゃないか」』
『生きてるというのはまだ死んでいないこと』
なんてかなり重たい話から始まり、共感しながら、読み進めていくと、普通のビジネス系自己啓発書チックに、話が展開。
なかなか興味深い話題があって、
『目標の弊害』
についてのお話のとこ。
最近のビジネス書や自己啓発本を読んでると、やれ目標を掲げろだ、目標に向かってスケジュールをたてろだと、そんな話が多いですね。
しかし、この本では、目標はたてるべきではないし、将来どんな人間になっていたいかなんて、わかりっこない、なんてことを主張してるんです。
納得。
常々思ってることなんですが、目標をたてるぐらいだったら、今できる最大限のことをやるべきだと思うんです。
初めてそれを感じたのは、「すごいやり方(Amazon)」を読んだとき。
昨日の自分と常に競って、明日はもっと大きくなれるように日々過ごす。
そんな行動がとれれば、目標なんていらないのでは。
と。
とは言っても、目標を持たないのはどうかとも思いますが。。。
あと気になった話題は、
・7人のこびと
・この場でただちに
の2点。
「7人のこびと」
は、ディズニーのプロデューサーとMBAが話をしてたら、"7人のこびと"は誕生しなかったかもね。とのこと。
ちょっと面白い。
「この場でただちに」
は、待っていても、適切な時とか完璧な機会なんてこないよね。ってこと。
これは、「毎日が冒険(Amazon)」の中でも登場してたけど、根本的な考えの一つですよね。
ウル覚えですが、『誰がやる。俺がやる。今スグ今。』なんて呪文のような言葉をひたすら叫ばされてたのが印象的でしたね。
そんな内容だったおかげで、タイトルから考えていた内容とは若干違って、残念なような、良かったような。
仕事は楽しくなくっちゃね。
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