この本の中で、「遺産を残さない」という話があった。
妻と自分も30歳の大台が見えてきたこともあってか、祖父母との別れがいつくるのか内心ヒヤヒヤしているところがある。
確かに本人と別れてしまう点に関しては、感情的にヒヤヒヤ感じてるところはある。
ただ、それ以上にヒヤヒヤと感じてるのが、実生活の上での影響だ。
すでに同居して、資産は全て生前贈与してたりするなら、経済的に気になるところはない。
でも、その資産に対する親族の愛着が強かったり、資産の生前贈与が済んでいない場合は事態はこじれやすい。
先祖代々とか、先代の土地だとか、守っていきたい気持ちはわからないではない。
でも、それに対する莫大なコストを支えるだけの力を今の世代が蓄えるのは到底難しいと思える。
将来的に継続して継げる仕組みを用意できるならいいけれど、それが難しいなら、親の代か自分の代、または子どもの代で断ち切る覚悟をする必要があるのかもしれない。
そんなことをこの本を読んでから考えるようになった。
スローライフのために「しないこと」
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