- Normal is Best.: 現場では完璧なシステムは求められていない。融通のきく広義のシステムが必要とされている。
http://hkawahara.blogspot.com/2011/10/blog-post_6939.html
役所に限らず、社会では無数のルールが存在する。
それが法規なのか、暗黙のルールなのか、家庭のルールなのか規模は違えど、人はルールに沿って行動してしまう。
中には、ルールに従わずに異端児と呼ばれ、メディアなどで注目を浴びたりする人もいるが。
そこで、ちょっと思い出した話があるので書き留めておく。
自分の好きな作家、金城一紀の作品のゾンビーズシリーズの一作、「SPEED」で、
「俺たちを動けないように縛ってるのは信号機じゃなくて、目に見えないもんなんだよ。(略)俺とか南方とか舜臣とか萱野とか山下は、自分たちの目と頭が正しいって判断したら、赤信号でも渡るよ。で、おまえはどうするよ?」こんなエピソードがある。
ルールだから。みんながそうしてるから。
無意識でこう行動する人が多い中、この視点はいい。
さらに、この話には続きがあって、
南方くんは赤信号渡るの? 赤信号は危ないから 止まったほうがいいよと返す。
そう、ここで言いたいのは、ルールを守らないのがよい、というメッセージではない。
自分はルールにとらわれずルールを使う側にいるんだ、ということ。
ただ、自分がルールを守る姿勢をみせなければ、周囲も守らなくなり、都合が悪くなるのも事実。
子どもにどうやってこの課題を伝えていくべきなんだろうか。
SPEED (The zombies series)
0 件のコメント:
コメントを投稿