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2006年7月14日

「アルジャーノンに花束を」を読んだ

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アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫) [新書]
4151101012

- ☆☆☆☆

- 感想
いい本です。
知能遅滞の人の目線で物語が語られ、大きな違和感無く全体を読むことができました。

最初は、チャーリーの知能の変化に周りが反応し、世の汚さを書いていると思って読んでいました。でも、その考えが、最後にいくにつれ反転。知能の変化よりも、周囲の人たちは、チャーリーの性格の変化に対して、良い顔をしていなかったのだと感じました。
結末に向かうにつれ、チャーリーの心境と合わせてなのか、急ぎ足に進んでいく部分が少し納得いかなかったのですが、なかなか泣きたくなってしまう結末にまとまっていました。

障害者に対して明確な興味を持っていない人が読んでも、表面上の同情しか読み取れない物語だと思い、☆4つかと判断しました。
最近の風潮、何かしらの障害・病気を抱えた人を使って感動させるといったモノが大嫌いな割には、かなり楽しめた作品なので、色々とオススメしていきたいと思います。はい。

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