2010年3月5日

「脳はなにかと言い訳する」を読んだ。久々にツボ。

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脳はなにかと言い訳する—人は幸せになるようにできていた!? (単行本)
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- ☆☆☆☆☆

- 手に取った理由
最近読んだ「記憶力を強くする」の著者の本なので。

- 感想
これは久々に気に入りました。
・作業興奮
・重要なのはストレス解消ではなく、解消する方法を持っていること
・子どもたちは物忘れをいちいち気にしない
・脳は、答えがわかっていないものを探し出す
・自己維持の本能。学習が速いと、見かけ上の情報だけに流されてしまう
・抽象的な数字を扱うのは苦手だけど、物理的な予測はわりと得意
・人間に<自由意志>はない
・「脳が正常の10%しかない水頭症でも、正常に機能する」から、人間は10%しか脳を使っていないとか言われてる(ちょっと言い回し修正)
・(脳の力を引き出すのに)大切なのは、脳ではなく、体
・赤ちゃんはなぜ左利きか
・脳の記憶は「獲得」「固定」「再生」の3つの工程
・「コンピュータと脳」の境界線
・科学のフラクタル性

特に、【人間に<自由意志>はない】には感動。
どんな内容かというと、
「手が動く」というメカニズムを脳波を見ながら実験すると、
自分の意思でボタンを押しているような気がしているけど、実は、脳の動きのほうが先で、意識はずっと後
らしいんです。
つまり、自分が進んで物事の意思決定をしているのではなく、脳が思いついたことを、自分が体を使って実行しているに過ぎないそうなんです。
なんだか嫌な話ですが。

でも、このフォローとして、
「自由意志」はないけれど、「自由否定」はできる
ということで、脳が思いついたとしても、それをやるのかやらないのかは自分次第とのこと。

つまり、自分をどれだけ抑制できるのかが人間としての尊厳となりえるみたいです。
で、これを知的生産者的に、アイデアを出すのは自分の意思ではないと捉えると、日々どう過ごすべきかは自明。

物事の仕組みを知るのはこれだからやめられない。

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