「GO」を読んだ

GO (講談社文庫) [文庫]


- ☆☆☆☆

「これはオヤジでもなくオフクロでもなく、僕の物語だ」。都内の私立高校に通う在日コリアンである主人公「僕」は、ダンスパーティーでコケティッシュな魅力をもつ「在日ジャパニーズ」の女の子に出会い恋に落ち、そして…。

- 感想
　やっぱ金城一紀さんの作品は大好き。
　それと、GOの主人公(杉原)がゾンビーズの舜臣の基になっていると思いながら読むと楽しさは倍増。

　内容は、結構濃い目の部分が多いけど、そんな中の純粋な恋愛が自分はオススメ。
　理由を求めたらつまらなく感じるかもしれないけど、理由を超えた想いに惚れた。

　今までの自分の小ささを感じ、また一つ大きくなれた気にしてくれる一冊。