ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 [文庫]
- ☆☆☆
- 手に取った理由
父になったので。
- 感想
10通目ぐらいまではとても興味深く、あっと言う間に読みいってしまう。
特に、この本の構成が、人生を各フェーズに分けてそれぞれのフェーズでの的確な助言や情報がまとまっているので、とても良かった。
また、父から息子への手紙という体裁なので、父として息子にどういう先見を示せばよいのかの一例を知ることができて良かった。
内容のまとめは以下。
・20歳から30歳は学ぶ期間
・30歳になれば、生活は妻子のもの。仕事は、住宅ローンや生活のためのものとなる。
・企業家は、従業員の金の使い途を頑張ってつくるべき。
・「たしかにとんでもない不景気時代だよ」
・きみのやり方は違うだろう でも ぼくのやり方はこうなんだ
・「熟練した小鳥だけが歌うとしたら、森は静まり返るだろう」
・成功を世間に吹聴しなければ、失敗を知らせる義務もない。
・会社を中心にして人を集めるべきではない。
・会社を買うのではなく、有能な人材を買う。
自分は息子にこれだけのことを伝えていけるのだろうか。
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