http://ja.wikipedia.org/wiki/アリとキリギリス
夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、キリギリスは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られ、キリギリスは餓死する。
なんでこの寓話をふと思い出したのかというとEテレの「にほんごであそぼ」で
- 蟻といなごの事 | にほんごであそぼ
http://www.nhk.or.jp/kids/nihongo/song/index_25.html
という歌を聞いたので。
で、この寓話で思ったこと。
まず、二元論的な考えは往々にして真理から離れてしまうけど、単純化するために世の中にはコツコツと生産的な作業を続ける人と遊び呆けて非生産的なことしかしない人の2種類で構成されていると仮定する。
世の中の人をこのふたつに分けた場合、遊び呆ける人は、何故今も遊び呆けていることができるのか、把握しておく必要があると思う。
コツコツと生産してくれる人がいるから、遊び呆けてられる。
ただ、この時に、どっちが悪でどっちが善なのかは判断が難しい。
でも、どっちになりたいかと言われたらそれは自明。
これから子どもが成長していくにあたって、どっちよりの人生を歩むのかはできる限り本人の意思を尊重するとしても、自分が後悔しない方向に進んでもらいたいもの。
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