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2011年12月10日

「父 山本五十六」を読んだ

父 山本五十六―家族で囲んだ最後の夕餉
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- ☆☆☆☆☆

- 手に取った理由
 父になったので。

- 感想
 子煩悩っぷりが予想外過ぎて惚れた。

 もっと堅い人だと勝手に想像していたのだけど、本当はとても優しくて涙もろくて子どものことが大好きな人だった。

 この人の、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
 が好きになって存在を知り、父になった機会でこの本を手に取った。

 時代が違うだけで、この人が現代に生きていたらとても育児に熱心な父親になっていたに違いないと思う。
 色々な描写の中にその姿が垣間見えた。

 本には載ってなかったのだけど、調べてみたら名言集がまとまってたので、引用する。

- 山本五十六名言集|山本五十六.net
 http://www.ym56.net/meigen.html
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
苦しいこともあるだろう。
云い度いこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。

これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。
博打をしないような男はろくなものじゃない。
人は神ではない。 誤りをするというところに人間味がある。

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