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2011年8月16日

「インセプション」を観た

インセプション [DVD]
B0050ICLCM

- ☆☆☆☆

- 手に取った理由
 映画公開時の宣伝が印象的だったので。

- 感想
 これは面白い。
 発想がすごい。

 夢の中での攻防という時点で、ストーリーを把握するのが難しくなるのに、作中では夢の中の夢で止まらず、夢の中の夢の中の夢の中の夢まで入り込む。
 色々とよくわからなくなる。

 夢を共有するための装置の仕様についての説明が少ない感じはあったけど、まぁ許容できるレベル。

 「夢」の捉え方が印象的。
 「夢」は、起きた時に始めて「夢」の中にいたんだと気づくもの。
 という部分は「確かに」と頷いた。

 面白い設定は、「夢の中での1時間は現実の世界で5分」という所。
 確かに、2度寝とかで夢をみてもあまり時間は経っていなかったりするから、この設定はすんなりと理解できた。

 それと、夢と現実を認識するための2つの方法が興味深かった。
 ・現実の世界で、自分のみバランスを知ってるトロールを持つ。
 ・「どうやってここにきたか」を振り返る。

 最後のシーンで、現実なのか夢なのかを判断しきらないところは憎い演出。

 ストーリーにスピード感もあり、知的な進行でとても良い一作。

 ただ、この映画を観ると、ホラー映画とかとは違った意味で、夜寝るのがこわくなる。

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