- ☆☆☆☆
- 手に取った理由
アンソニー・ロビンズの本を一冊ぐらいは読もうかと思い。
- 感想
基本的には「7つの習慣」と同じ考えで、その表現方法に違いがあるように感じた。
「7つの習慣」では、言わんとすることの構成が全体として固められているのに対して、本書では、それぞれの考えが独立しているイメージ。
それと、「金持ち父さん」の本にもあった、使う言葉に気をつける点は、振り返れて良かった。
特に「ちょっとヤダ」という言い方が、自分の性にあっているように感じて。
で、本書で一番大きな気付きが一つ。
「さあどうかな」という認識の仕方。
このあとも、話はどこまでも続く。人生も同じだ。何かを信じてうまくいかなかったとしても、それだけで判断するのは早計というものだ。苦しいと思うときでも、実はそうではないのかもしれない。そのときだけの一過性のものかもしれないのだ。プリズン・ブレイクのファイナル・シーズンでも、これに似た「目に見えている物ばかりが真実とは限らない」という問いかけがあった。
この問いは本当に難しい。
今目の前にある嬉しい事実が、明日の悲しい結末の原因となる可能性があるわけだから。
この考えをゲーム理論的な分析をすれば、一つの事象を一回ゲームと捉えるのか、繰り返しゲームと捉えるのか、で認識が変わる。
この認識の仕方に気づけたのは良かった。
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