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2010年10月12日

カンニングとフライング。

学生の時、特に小学生/中学生/高校生のときに言われてきた「カンニング」と「フライング」について、社会人5年目の自分が振り返ってみる。

「カンニング」と「フライング」。
この二つは、学生の頃は、罰を受ける悪しき行為として見られてた。

でも、社会に出ると、そもそもこんな概念は存在しない。
「カンニング」したとして、その答えが正しいという保証なんてないし、もしその答えが正しいという保証があるならその答えを自分で導きだすのは車輪の再発明に過ぎず、労力のムダで自己満足にしかならない。
「フライング」に関しては、そもそもスタートラインがどこなのか検討もつかない。どの企業を見ても、自社が最も早く先進的な技術革新を目指すのが当然で、よし、じゃあこれからみんなで一斉に事業を始めましょうとか、(ry

先日、早大の学生がカンニング見つかってたけど、twitterで公開するのはグレー。
- Twitterで早大生が『テスト中に隣の人が答案を見せてくれた』と発言 → 教授の東浩紀に見つかり、カンニング行為が発覚!!
 http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52365393.html

同じくtwitterで挙がってた
大学の名物教授だが、テスト直前の名言 「私はカンニングを全面的に認めている。 むしろ、大学生はカンニングをしなければならない人種だ
このテストでは大いにやってくれて結構。 ただし、私に見つかった場合は即全単位没収とする 君達のテクと私の経験、どちらが勝つか、今から90分勝負です それでは始めてください」
これぐらいの心意気を持って双方試験に相対するのがあるべき姿な気がする。

「カンニング」が悪い。「フライング」が悪い。
そんな二元論で社会に出ると色々と社会で躓くよ、と学生/子ども達に伝えるにはどうしたらいいのだろうか。

難しい。

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