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2010年2月9日

「投資は世のため自分のため」を読んだ

投資は世のため自分のため 長期運用の先に広がるおもしろい世界 (単行本(ソフトカバー))
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- ☆☆☆☆☆

- 手に取った理由
投資戦略の発想法〈2008〉」で紹介されていたので。

- 感想
このノンビリした雰囲気がとても気に入りました。

資産運用だ投資だと最近言われているけれど、スタンスがゼロ・サムに見えてしまい、胡散臭い。
そんな中、「長期投資」はプラス・サムの考えなんだというのを読んで、ちょっと落ち着けました。
なので、この本の認識を実践すべく、先日二つの株を購入。(「コンビ」と「サカタのタネ」で、どちらも下降中。1/31時点)
結果が楽しみ。

この本の中で、バブル崩壊の話も書かれていて、
無理を押してでも売ろうとしたから地価や株価は下降の一途となった
まさにその通り。
でも、これを逆に考えると世の経済は凄いことになるな、とも再認識。

「投資のリスクとリターン」に関する認識も、そもそもこれはゼロ・サムゲームから脱していないから、捨てるべきとのこと。
「多くの人々の生活に欠かせない企業」、そんな会社の株に投資することで、自分の資産が世のために回るなら本望ではないかと。

なんだかキレイな話でまとまってますが、この精神は結構好き。
住宅ローンで借金まみれな私ですが、繰上返済の戦略をちょっと見直したところなので、今年一年はちょっと様子を見ながら投資を試してみます。

あ、一年じゃ長期投資になってない!!
まぁそれは年末また考えます。

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