ゼロから出発!お金持ちになるためのシンプル・ルール24 (ヴィレッジブックス) (文庫)
- ☆☆☆☆
- 手に取った理由
何かの本で紹介されていて、amazonの欲しい物リストに登録していたので。
- 感想
タイトルの期待を裏切って、なかなか面白く読めた。
読む前は、しょーもない24の小話がある程度だろうと思っていたら、1人の女性が不動産業界で成し遂げたサクセスストーリーで、単純にその話が面白くてサクサクと読み進めることができました。
話の立て付けも、幼少から母親に言われてきたことをもとにしているので、身近に感じられたし。
「金持ち父さん」だと、なんだか話がぶっ飛んでいるように感じてしまって、なかなか頭に入ってこなかったけど、このストーリーにはとても共感できました。(何が違うのかはよくわからないけど。)
この本で、最後に頭に引っかかったのは、
「既存のソフトウェアを買う」
という一つのアドバイス。
SEやってる自分が言うのもなんですが、大抵のシステムは、イチイチ作る必要ないと考えてます。
だって大抵誰かが既に作ってるから。
あとは、既存のシステムを軸に使い方を調整できれば、イチから作るコストと時間が大幅に削減できる。
また逆に言えば、まだ誰も作っていないシステムが必要になったということは、その業務が必要ない可能性を疑うべき。
こんなITを知らないただの女社長(言い方悪いな。。)でさえ気づく事実なのに、「業務を効率化するには(狭義の)システム化だー」と思いがちなのはなんとも言いがたい。
なんだか思わぬところで、自分の考える振り返った一冊でした。
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